環境設計 登山部の紹介?
出版記念
拙著「クマタカ生態モノグラフ」が10月17日に平凡社から刊行されます。
以下のサイトからお求めいただけます。
平凡社HP
https://www.heibonsha.co.jp/book/b667760.html
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楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18355327/?l-id=search-c-item-text-01
執筆者の一人として、少し広告させてください。
「クマタカ生態モノグラフ」は、私も参加しているクマタカ生態研究グループが執筆した、猛禽類希少種であるクマタカについての研究論文集です。クマタカ生態研究グループメンバーが分担して執筆しております。
クマタカ生態研究グループは、私のような環境調査に携わるものから、行政関係者、獣医師さん、研究機関に所属する人、アマチュアの野鳥観察者など、さまざまな立場とさまざまな専門性を持つ人が参加しており、それぞれがその専門性を活かして、野外で観察したクマタカの生態はもちろんのこと、最新の技術を用いて明らかになった生態的知見、科学的性状、DNA解析結果など、多様な視点からクマタカについて解説しています。
このため、必ずしもクマタカに興味がなくとも、生きものを観察、調査、研究する人であれば、参考になる部分があるのではないかと思います。
また、クマタカ生態研究グループでは鈴鹿山脈において、クマタカの調査研究を開始して40年以上が経過しています。なかなか1種についてこのように長期間突っ込んだ調査が行われることもないかと思います。この間の環境変化やクマタカを取り巻く状況の変化も踏まえて執筆しました。このあたりも、現下の環境の問題点や今後の環境保全の課題を考える上でも参考になるのではないでしょうか。
また、本書は研究論文的で専門的な要素もありますが、一般の野鳥愛好家の方にも手にとっていただけるよう、各執筆者がわかりやすくなるよう心がけて執筆しました。
個人的にはアセスメントや環境調査に参考となるよう、できるだけデータや画像を入れさせてもらいました。私だけでなく、他の執筆者も可能な限り、いろんなデータや画像、資料を入れようとした結果、少々お高くなってしまいました。
私がほぼ全編カラー化をゆずらなかったせいかもしれません。
とはいえ、編集者が苦労と工夫を重ねてくれた結果、内容的にはてんこ盛りのまま、まずまずコンパクトにまとまっています。
ぜひ、手にとってご一読いただければと思います。
よろしくお願いします。

社員研修2025 in 屋久島
オオタカ営巣状況

オオタカ営巣状況
4/25 昼頃 第二卵を産卵
4/28 8時頃 第三卵を産卵
5/29 7:30頃 第一卵ふ化
5/30 6:34 第二卵 既にふ化していた
6/1 4:40 第三卵 既にふ化していた(前日ふ化?)









































